鍵盤重視の方にオススメ!
市場販売価格は25万円前後でした。
生産完了となっており、後継機種はCA78というモデルです。
CA78の詳細やオススメポイントは、以下のボタンをクリックで確認できます。
CA67の大きな特徴は、カワイ最上級の木製鍵盤を使用していること。
重めな感触で弾きごたえのあるタッチ感はグランドピアノに迫るものがあります。
さらに6つのスピーカーを搭載し、音の面でもリアルさが追求されています。
鍵盤が良いだけではなく、音にも迫力があるのでよりグランドピアノに近い感覚で練習ができるモデルです!
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鍵盤
あらゆる点でグランドピアノの仕組みを模していて、カワイの電子ピアノでは最上級の鍵盤を使用しているため弾き心地は抜群です。
CA67の鍵盤の特徴は以下の通りです。
② 鍵盤の表面は象牙調仕上げ・黒檀調仕上げ
③ 指先に感じるわずかなクリック感
④ グランドピアノと同様の重量バランス
⑤ グランドピアノと同等の支点距離
⑥ シーソー構造
① 木製鍵盤
木製鍵盤は樹脂製のものと比べると弾いた時の質感がとても良く、弾いた感触がしっかりと伝わってきます。
何よりピアノらしさが出ますね。
② 象牙調・黒檀調仕上げ
白鍵の表面に象牙調素材、黒鍵には黒檀調素材を用いることで指のフィット感がよくなります。
加えて撥水性も高いため長時間の演奏によって汗をかいても指が滑りにくくなります。
そのため運指が安定し演奏によりいっそう集中する事ができます。
③ 指先に感じるわずかなクリック感
鍵盤を弱くゆっくり押さえていくと、指先にひっかかりを感じます。
このひっかかりはアコースティックピアノにおいて鍵盤がハンマーを動かす構造上発生するものです。
これを再現することで電子ピアノでも鍵盤のコントロール性が高まり弱打時の表現力が広がります。
④ グランドピアノと同様の重量バランス
鍵盤内部に重りが入っています。
そうすることで低音側が重く、高音側が軽くなるという、グランドピアノのような重量バランスが再現でき、タッチ感がとてもリアルになります。
⑤ グランドピアノと同等の支点距離
鍵盤先端から支点までの距離がグランドピアノと同等になっています。
このようにすることで、鍵盤の奥側を弾いた時でも十分な沈み込みの深さを確保。
鍵盤先端部を弾いた時とのタッチ感の差が少なくなります。
和音を弾く時や、黒鍵を交えて滑らかに流れるように弾く時は白鍵の奥側を押すこともあるため、この沈み幅が演奏に大きな影響もたらします。
⑥ シーソー構造
鍵盤を押すと反対側(筐体内部)にあるハンマーが跳ね上がるシーソー式にしているため、強く弾けば重み・手応えをしっかり感じられ、弱く弾いた時は軽やかに。
タッチの強弱によって鍵盤の動作・感触も変化させることも再現しています。
音
そして音も、本物の音のような立体感・臨場感を持っていて非常にリアルです。
音の特徴は次の通りです。
② 様々なパーツの共鳴音も再現
③ ヘッドホン装着時もリアルな音
① 6スピーカー搭載で包み込まれるような響き
立体感を生む上向きのスピーカー、手元のスピーカーは高音域を担当、足元に配置された低音用のスピーカー。
このように再生音を分担させたスピーカーが、左右に1箇所ずつ、合計6つ搭載されています。
まるで音に包まれるような響きで、細かい音までよく聞き取ることができます。
② 様々なパーツの共鳴音も再現
さらにグランドピアノは弦・響板・フレームなど、様々なパーツの音が合わさって発音しています。
それらパーツの共鳴音もしっかり収録しているため、厚みのある豊かな響きです。
③ ヘッドホン装着時もリアルな音
ヘッドホン装着時も、耳元ではなく電子ピアノから聴こえてくるような、奥行きのある聴こえ方となっています。
それに加えて高音域から低音域までが綺麗に聴こえ、細かい音までハッキリと聴きとることができます。
比較
CA67を一つ下の価格帯のモデル、CA17と比較したページです。
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KAWAI/カワイ CA17とCA67を比較する(どちらも生産完了)
CA17の性能を一段階パワーアップさせたのがCA67 カワイのCA17とCA67を比較します。(※どちらも生産完了しています) この2機種は、木製鍵盤を搭載。 グランドピアノの鍵盤が持っているクリック ...
最後に
これらの特徴・機能により、弾き心地・音、共に非常にグランドピアノに近くなっています。
特に鍵盤が優秀ですから、鍵盤の重みや動きがなるべくグランドピアノに近い物を選びたい、という方にオススメです。
このレベルの電子ピアノならば、レッスンを続けて上達していっても使い続けることができるでしょう。
しかしこの価格帯を選ぶのであれば、思い切って最上位機種を選んだほうが、後悔しないかもしれません。
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