10万円で最も良い鍵盤を選びたい初心者の方にオススメ!
市場販売価格は税込で¥113,400です。
CN27は生産完了となっており、後継機種はCN29です。
詳細は以下でご覧いただけます。
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CN27の一番の強みは、グランドピアノのイメージに近い、重めで安定感のある弾き心地の鍵盤です。
しかも、ただ重いだけではなく、鍵盤の機能性が高いことで、さらにタッチ感を良くしています。
バツグンにタッチ感が良いので、10万円クラスでは一番オススメのモデルです!
特に初心者の方や、子供さんがレッスンに通い始めたばかり、という方には買いやすい価格でもあるので、一台目に選ぶにはとても良い電子ピアノです。
そのほか、鍵盤以外の大きな特徴としてはディスプレイが付いていることです。
ついに10万円クラスの電子ピアノにもディスプレイが搭載されました!
今まではこのディスプレイがなかったため、例えばメトロノームを鳴らしたとしても、テンポがいくつなのか分からなかったり、音色や曲がどれになっているのか分からなかったりしました。
これはあまり操作をしないにしても使いづらいと感じる点でした。
そのちょっとした不便さが解消されています。
鍵盤が重めで、性能の高い構造のため、10万円クラスの中では最もグランドピアノに近い弾き応え
ディスプレイがある事でちょっとした操作が楽
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鍵盤
鍵盤の特徴です。樹脂製鍵盤ながら、木製鍵盤に近づけるための工夫が凝らされています。
② グランドピアノの鍵盤にもある、わずかなクリック感を再現
③ 指を滑りにくくする表面加工
① 樹脂製ながらも木製に近いタッチに
鍵盤は内部に重りが入っている「RH3鍵盤」というものです。(重さを増すための重りで、グランドピアノのような重量バランスを再現するためのものではありません)
重りが入っているわけですから指にはしっかりとした弾きごたえが伝わってきます。
そしてただ重いだけではなく、音を短く切る、音を滑らかにつなげる、といった細やかな指使いでの演奏にもしっかりと反応してくれます。
② グランドピアノの鍵盤にもある、わずかなクリック感を再現
アコースティックピアノの鍵盤をゆっくり押していくと途中で感じられる引っかかり(クリック感)を再現しています。
これをカワイの電子ピアノでは「レットオフフィール機能」といいます。
レットオフフィール 解説ページへ
このクリック感があることで、鍵盤のコントロール性が高まります。
鍵盤のコントロール性が高くなると、弱いタッチでの演奏もしやすくなるのです。
15万円以上の電子ピアノの鍵盤ではもはや標準的といえる機能を、この価格帯でも実現させました。
③ 指を滑りにくくする表面加工
象牙調仕上げは、高い強度と撥水性を持っていることが特徴です。
撥水性が高いことで、長時間の演奏で汗をかいたとしてもその水分をはじいてくれます。
さらに表面のわずかなザラつきが、指のフィット感の良さをもたらします。
この二つの効果によって、指が滑って演奏に支障をきたすリスクを軽減してくれます。
音
音の特徴です。
② カワイ最高峰の音を再現
① 2スピーカー
スピーカーはシンプルにメインのものが2つ。
高音域から低音域までの全音域をしっかり再生するスピーカーです。
② カワイ最高峰の音を搭載
音源にはカワイの最高峰のグランドピアノである「EX」と、今カワイが力を入れている「SK-EX」というピアノを使用してサンプリングしています。
これらは世界の舞台で活躍するピアノです。
その世界でも使われている最高峰の音で練習することができます。
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サイズ
幅 136cm
奥行き 40.5cm
高さ 86cm(譜面台を倒した状態)
重さ 43kg
6畳(中京間)、約9.9平米の部屋に置いたイメージです。
縮尺 20分の1
〜参考〜
ベッド 幅 97 × 丈 195 cm
学習机 幅100 × 奥行き60 cm
付属品・送料
高さを調節できる高低自在椅子と、ヘッドホンが付属します。
送料は、お店によりますが基本的にはどこも
お届け+組み立て+指定の場所への設置
の「配送設置料」が無料です。
ただし、場合によっては二階以上の部屋には階上げ作業料が発生することもあるので、よく確認してください。
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最後に
10万円くらいで最も良い鍵盤の電子ピアノを選びたい、という初心者の方にはこのCN27が最適です!
重さがしっかりと感じられる弾き心地のため、アコースティックピアノに近い感覚で練習できる電子ピアノです。
そのため家での練習も身になり、その成果がレッスン時にも発揮できるでしょう。
ただし「単純に曲を弾くだけではなく、強弱のニュアンスで演奏に表情をつける」という一歩踏み込んだ表現力が必要になった時には、役不足です。
多少なりとも弾ける方ならCN27よりも上の機種を選んだほうが良いです。
また、レッスンに通い続けて上達した時には、弾き手の技術に追いつかなくなるので、いずれは買い換えが必要になります。
とは言っても、始めたばかりの方であれば最初からそこまでの演奏は求められませんので、このCN27で十分に練習していくことができます。
「予算の決め方」のページでも解説しているように、レッスンに通っているのであれば最低でもこの価格の電子ピアノで練習することがオススメですよ!
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