電子ピアノは買取り・下取りに出すことも可能。ただし廃棄になる場合も。

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楽器店や配送業者さんに相談しましょう。

電子ピアノは購入してから経過した年数が短い場合、買取り・下取りに出せます。

 

例えばカワイのCN25を数年前に買ったけれど、物足りなくなってきたので買い替えることにしたとしましょう。

当然、次はどのモデルにするかを検討します。

 

せっかくだから良いものにしてずっと使っていくことにしよう!

ということでヤマハのCLP-585に買い換えることにし、購入の申し込みをしました。

 

そうなると今まで使用していたCN25は不要となりましたが、買って数年、外観の傷や動作に不具合もなく良好な状態です。

 

まだまだ使えるのに捨てるのは何だかもったいない。

そう感じてもおかしくはありません。

かといって電子ピアノを探している友人・知人もいない...。

 

さて処分に困ったぞ、というシチュエーションが出てくる人も居るでしょう。

 

そんな時は、楽器店や配送業者さんに連絡をして買い取ってもらえないかどうか聞いてみましょう。

世の中には出張買取を行っている企業もありますしね。

 

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買取り・下取りから納品まで

買取が成立すれば、そのお金を新しく買う電子ピアノの資金にもできます。

 

ただし、ここで査定額にあまり期待しすぎないようにしましょう。

例えば売価の半額の値段がつく、なんてことは、残念ながらまずありません。

 

買取を依頼するのは、新しいものを購入する店舗でなくても大丈夫です。

 

しかし買取りをお願いしたお店で新しい電子ピアノを買うと、それは「下取り」となり、査定額も多少アップする場合が多いです。

 

ただ、傷がすごい、音が出ないなどの動作不良がある場合、値がつかないことももちろんあります。

 

 

下取りで新しい物を購入すると、納品時に入れ替えてもらうことができます。

買取りの場合は新しい電子ピアノが来る前に、引き上げらてもらえるよう日程を調整してください。

 

そしてここで注意してほしいのは、実は引き上げは後日だった、納品とは別の業者さんだった、などという話しの食い違いです。

何でもお店任せにはせず、トラブルにならないよう自分でも確認を怠らないようにするのが吉です。

 

買取と下取りの違い

ポイント

お店に買い取ってもらい、その代金をもらうのが買取り

今使っている物を買い取ってもらい、次の新しい物をその場で購入することが下取り

です。

下取りの場合は現金を受け取れるわけではなく、購入する商品の金額から買取り額を引いた差額を支払います。

 

例えば

Aという商品を新たに買うため、持っていたBという物を査定してもらった。

Bの査定額は1万円

新たに買う商品Aは10万円

よって自分がお店に支払う金額は、差額の9万円

 

となります。

買い取ってもらえない場合は廃棄

使用年数が長い物はそもそも買い取ってもらうことができないこともあります。

電子ピアノの買取条件は楽器店・業者さんによりますので要確認ですが、新品で購入してから5年以上経ったものは値段がつかないと思ってください。

 

そうなると処分するしかないわけですが、この場合廃棄料が発生します。

廃棄にかかる料金も、サイズや年式、設置している階などによって変動してきます。

廃棄依頼をする際は、業者さんにこちらが使用している電子ピアノの情報を細かく伝えてください。

 

料金の目安としては引き上げ料金+廃棄料金で1万円を超えることが多いでしょう。(あくまでも「目安」ですのでご注意を)

 

廃棄のもう一つの方法は、自治体の粗大ごみとして回収してもらうやり方です。

私が今住んでいる地域では、回収してもらいたい品物に回収依頼シールを貼って、家の前に出しておく、というやり方です。
(自治体によって粗大ごみの出し方は違ったりしますか?)

この方法ならば手間はかかりますが料金も安く済ませることができます。

 

最後に

どんな方法で引き上げてもらうにせよ、買い替えとなった場合は、物とは言えお世話になったことへの感謝をして次の新しい電子ピアノを迎え入れましょう。

また、この記事をご覧になって、買い替えるのは手間が掛かるなぁと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そういった時は、やはり良い電子ピアノを選んでも良いかもしれません。

 

良い物を長く使うことがエコでもありますし、手間もかからない方法なのかもしれませんね。

 

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