それぞれのオススメポイントを解説!ヤマハ CLP-635 と ローランド HP601を比較する

更新日:

本物のような自然さならCLP-635、電子ピアノとしての質の高さならHP601

CLP-635部屋に置いたイメージhp601外観

ヤマハのCLP-635の販売価格は税込で156,600円。

ローランドHP601は販売価格が税込149,580円。

ほぼ同じくらいの価格のこの2機種を比較します。

 

ヤマハは生ピアノを作っているメーカーでもあるため、鍵盤の弾き心地や音の鳴り方・響き方に本物のような自然さを持たせられるか、を追求しています。

タッチ感は重すぎず軽すぎず。

クセがない自然な感触で、演奏もしやすいです。

そのため、特にヤマハのグランドピアノに向かった時には違和感も少ないでしょう。

音も高音域〜低音域までのバランスが良いため、色々な音が聴き取りやすく、スッと耳に馴染みます。

 

ローランドは電子楽器専門のメーカーですから、電子楽器としてどれだけ生ピアノに近づけられるか、にこだわっています。

タッチ感は軽やかで、強弱のニュアンスがつけやすく、正確に演奏できます。

音は透き通ったような美しさを持っていて、ピアノの音が持っている特徴をしっかりと再現しています。

 

グランドピアノのような質感を手に入れるならCLP-635。

電子楽器として完成度の高い物ならHP601です。

 

スポンサーリンク

 

 

性能比較

CLP-635 HP601
価格 ¥156,600
(艶消しカラー)
 ¥149,580
鍵盤 樹脂製 樹脂と木のハイブリッド
エスケープ
メント

(あまり感じない)
鍵盤の重さ ローランドより重い 軽め
スピーカー数 2 2
最大同時
発音数
256 288
音の特徴 高音域〜低音域まで
バランスが良い
明るく透明感のある
澄んだ音
出力 60W 28W
サイズ


x
奥行き
x
高さ

 

146.1cm
x
45.9cm
x
92.7cm

 

137.9cm
x
43.0cm
x
101.4cm

※型名クリックで解説・紹介ページへとびます。

  • どちらも樹脂製鍵盤。ローランドは鍵盤の側面に木を使用。
  • HP601の鍵盤の方が、力がロスなく伝わるためより正確なニュアンスで演奏できる
  • どちらもエスケープメント機能付き。
    ローランドの方がエスケープメントの「カックン」が強く感じられる。
  • CLP-635は、HP601よりも出力が高いため、音そのものに厚みや太さがあって生音に近い。
  • 幅と奥行きはHP601の方が小さいが、背の低いCLP-635は圧迫感が少ない。

鍵盤

私個人の感想ではありますが、ローランドの鍵盤は、鍵盤を最後まで押し込んだ時に「カツン」とした固さが手に返ってくるのを感じます。

そして、過去に弾いたいくつかのグランドピアノも、同じような固い手応えを感じました。

鍵盤の軽さを指摘する人もたまにいますが、この固い手応えにも一度着目してみてほしいです。

実はかなり大きな要素だと思います。

 

CLP-635

CLP-635は樹脂製ということもあってか、鍵盤を最後まで押し込んだ時の手応えにやや「グニャっ」とした感触があります。

上位機種のCLP-645や、グランドピアノはこれが「カツン」とくる硬い手応えのため、かなり弾ける人にとっては違和感です。

とは言っても、鍵盤の戻りや、低音域では重く、高音域では軽く感じるという重量感のバランスなどが、グランドピアノらしくなるように設計。

これが「自然な弾き心地」に近づいている要因です。

 

HP601

HP601の鍵盤は、ローランドの最上位機種LX-17などにも使われているPHA-50鍵盤。

弾き心地が軽めなため、とても気持ちよく弾ける鍵盤です。

しかしその分「上手になった」と錯覚しやすく、その事に気づかないと上達しにくい、というリスクもあります。

 

これだけの良い演奏感にはもちろん理由があります。

高精度なセンサーを搭載していることと、鍵盤の動きを安定させるスタビライズピンというパーツが内部に打たれていることで、打鍵した力加減が正確に伝わるようになっています。

そのためわずかなタッチの差にも繊細に反応してくれるので、音色の変化がつけやすいのです。

音色変化がつけやすいことで、「曲のこの部分は飛び跳ねるように」「ここでは優しく囁くように」といった、表現力がより身につけられます。

 

スポンサーリンク

 

どちらもスピーカー数は2つと変わりませんが、出力はCLP-635の方が高いため、音の太さや厚さを強く感じられます。

出力に関してですが、例えばどちらも同じ音量で鳴らしたとします。

実際に鳴っている音の大きさには差がないのですが、出力が大きい方には音圧や太さがあります。

この、音の太さ厚さが迫力を生み出します。

グランドピアノの音も迫力がありますから、やはり生音に近い=良い音なのは出力が大きい方なのです。

 

選び方・おすすめポイント

ヤマハのCLP-635は、グランドピアノを目指して作られているだけあって、弾き心地と音が素直で、生ピアノらしさを感じられます。

ローランドHP601は、電子ピアノとしての高い完成度を目指して作られています。

 

家でもグランドピアノのイメージを感じながら練習できるのはCLP-635。

素直でクセがなく、自然な演奏感のため誰もが使いやすいと思える電子ピアノです。

クラシックを中心に弾く方には特にオススメです。

 

反対に、電子ピアノとしての性能に磨きをかけたHP601は、表現のつけやすさや、音のキレイさが特徴です。

この価格でも最上位の鍵盤を搭載しているため、鍵盤の性能は間違いありません。

細かいニュアンスを弾き分ける演奏力を養っていくならHP601がオススメです。

 

YAMAHA/ヤマハ
CLP-635
【高低自在椅子&ヘッドホン&ソングブック付き】

 

Roland / ローランドHP601
【全国組立設置無料】イス・ヘッドホン付属

 

 

 

スポンサーリンク

-電子ピアノ比較

Copyright© 電子ピアノの選び方とオススメ 元楽器屋さんが教えます! , 2021 All Rights Reserved.