現役保育士さん&保育士さんを目指す人にオススメの電子ピアノ
最近では保育士さんを目指しているからレッスンに通う、通い始めた、という人が昔よりも増えた印象があります。
実際にピアノ教室を経営している知人のところにも、そういった志を持った方の入会が増えたそうです。
今の世の中、保育士さんの数が足りなく、それによって待機児童も多いと言われていますから、目指している方にはぜひ合格してほしいものです。
私も子供がいますが、子供の心配をせずに働けているのは、保育士さん達がいてくださるからです。
先生達のおかげで元気に育ってくれています。
ありがたい事に、うちの子供は保育園に行きたくないと言ったことが一度もありません。
園の入り口でグズったのも、入園したての一週間くらいなものでした。
毎日元気に楽しく登園してくれているのは、まぎれもなく保育士さん達のおかげです。

さて、保育士さんを目指すとなると、ピアノは必須科目です。
そのため、専門学校、大学などに入学してから習い始める方もいらっしゃいますね。
そうなると、どの電子ピアノを選べば良いのか、なかなか難しいと思います。
ということで、ここでは保育士さんや保育士さんを目指す方にオススメの電子ピアノを紹介していきます!
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保育士さんに求められる演奏力とは
保育士さんには音大生並みの、非常に高度な演奏技術は求められません。
では、どれくらいの演奏力が必要なんでしょうか。
と言われると、例えばドラクエの「レベル」のように客観的に見てわかる数値では表せないため、表現が難しいところですが、
少なくとも
こども向けの曲が難なく弾ける。
それらを歌いながら弾けるくらいの余裕が持てる。
歌や曲の楽しさを伝えられる。
といった演奏力が必要になってきます。
そのため、指がバリバリ動くとか、複雑なリズムが弾ける、といった技術は求められません。
弾けるに越したことはないのですけども。
このように、そこまでハイレベルな技術は求められないということを前提とすると、10万〜15万クラスの電子ピアノで十分です。
高くても20万円くらいまでにしておくのがベストです。
ただ、保育士さんを目指して習い始めたら、思いのほかピアノにハマって趣味としても追求したくなった、という人なら、さらに上のクラスの物を選んでも良いですね。
では、価格帯ごとにオススメポイントを紹介していきます。
10万円未満クラス
10万円未満の価格の電子ピアノとなると、スタイリッシュタイプです。
場所も大きく取りませんから、一人暮らしの方でも置き場を確保しやすいのが良いところです。
特に、以下の二つは10万円以下としてはタッチ感と音が良いのでオススメです。
Roland/ローランド F-140R
ローランドのF-140Rのタッチ感は、スタイリッシュタイプとしては文句なし!

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Roland/ローランド FP30
同じくローランドのFP30は、弾きごたえのある、適度な重みの鍵盤がオススメポイント。

スタンド別売りなので、汎用の物を選んでもOKです。
スタンドを変えるだけで設置した時の印象も変わります。
専用スタンドと合わせて買えば、見た目にもピアノ感が出ますから、しっかりと練習しよう!という気持ちで向かえます。
対して、エックス型のスタンドを選べば、部屋もスッキリした印象に。
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10万円クラス
グランドピアノを意識した作りになりはじめるのが、この10万円台の電子ピアノ。
高すぎない価格ながら、鍵盤や音の性能はスタイリッシュ型を大きく上回ります。
ヤマハのYDP-163なら、素直でクセの無い、使いやすさが魅力ですし、
ローランドのRP501の、弾きやすさとキレイな音は、童謡や幼児向けアニメの曲にもよく合います。
この価格帯ならば、どれを選んでも間違いありません!
そんな中でも、10万円クラスの電子ピアノで一番オススメするならやはりコチラです。
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KAWAI/カワイ CN29カワイのCN29の最大の売りは、10万円という電子ピアノとしては手頃な価格ながら、優れたタッチ感の鍵盤です。
グランドピアノのイメージに近い、しっかりとした重量感のある鍵盤。
また、重いだけではなくレットオフフィール機能も搭載していることで、リアルさがさらにアップしています。
グランドピアノを弾くことをしっかり想定して、重い鍵盤を弾きこなす練習になります。

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15万クラスのオススメ電子ピアノ
10万円クラスよりもタッチのニュアンスがさらに細かく、音もより本物に近くなります。
そこまでハイレベルな演奏を求めないにしても、ある程度技術をしっかり身につけておきたいなら、この価格の電子ピアノが断然オススメです!
ヤマハのCLP-635は、YDP-164よりもさらに「強弱の表現力」が正確につけられるので、長く使って上達した時にも納得して使い続けられます。
タッチ感も音も自然なので、クセの少ない使い心地です。
カワイのCN37やCA48は、CN27同様に重めの鍵盤が特徴です。
これらの中でもオススメなのはこの電子ピアノです。
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Roland/ローランド HP702
ローランドのHP702は、15万クラスの中では最もグランドピアノに近い音色です。
さらにBluetooth接続で、スマホに入っている曲を再生できる機能もあります。
この機能を使って、好きな曲や、課題曲を再生しながら、一緒に演奏する事ができるのが大きなポイントです。
他にも専用アプリを使えば、練習の履歴を記録可能。
毎日の練習が楽しくなるようサポートしてくれます。
これらは練習にかなり役立つ機能です。
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そしてもう一つ。
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Roland/ローランド DP603
ローランドのDP603はオススメから外せません!
上質なタッチ感とコンパクトな奥行きを両立。
置き場所にも困らず、ピアノに近い感触の鍵盤で練習ができます。
就職したら一人暮らしを考えている人、すでに一人暮らしの人にはとても嬉しいサイズ感です。
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Roland/ローランド
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20万円クラスのオススメ電子ピアノ
カワイのCA58は、どっしりとした弾きごたえのある木製鍵盤。
ローランドHP704は生音のような立体的サウンド。
これらの二つの特徴もとても良いものなのですが、この価格までくると保育士さんや保育士さんを目指している人にとっては、そこまで尖った特徴がなくても十分です。
よって、この価格帯での一番のオススメは、ヤマハのCLP-645です。
YAMAHA/ヤマハ CLP-645ヤマハのCLP-645は、これら二つと比較すると、良い意味で「普通」ですからどんな曲も練習しやすいでしょう。
ほどよい重さの木製鍵盤と、主張しすぎない音は、最もナチュラルな使い心地です。
YAMAHA/ヤマハ
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最後に
保育士さん・保育士さんを目指す人に人気があるのは、オススメの価格帯でもある10万円〜15万円クラスのものです。
確かにこの価格帯の電子ピアノならば、弾き心地と音にピアノ感がしっかりとあります。
そのため、いざ園でグランドピアノやアップライトピアノに向かった時にも、家での練習の時とのギャップもそこまで大きくありません。
練習の成果を十分に発揮できるはずです。
また、試験に合格し、晴れて保育士さんになれば、レッスンを卒業する方も多いでしょう。
ですが、保育士さんになってからが本番です。
例えば
今度の行事では自分がピアノを担当することになった。 ○日にはじめて子供達の前で弾く曲があるから、それまでにできるようにしておかないといけない。
家では変わらず練習が必要になります。
でも、仕事のためとはいえ、どうせ弾くなら楽しく練習できた方が良いじゃないですか。
10万15万は安い買い物ではありません。
だからこそ、「弾きたい」と思える電子ピアノを選んだ方が良いと思いませんか?
そして、そう思えるものを選んだほうが、長く使っていけます。
保育士さん・保育士さんを目指す皆様には、値段だけで選ばずに、ご自分が納得できる電子ピアノを使ってほしいと思います!
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