LX708・LX706・LX705 2018年11月23日(金)発売!
やはり発表されました、ローランド電子ピアノの新モデル!
LXシリーズのラインナップが増えるのは予想外でした。
ルックスもLX-17やLX-7のような、アップライトピアノをイメージした四角い筐体。
見た目のピアノらしさが良いですね。
従来の電子ピアノよりも、「ピアノを弾いている感じ」が強く味わえそうです。
ここで気になるのは、やはり価格です。
LX708は
黒塗艶出し鏡面仕上げのカラーが¥503,280
白塗艶出し鏡面仕上げが¥535,680
LX706は¥302,400
LX705は¥237,600
となっています。
そして、今までのLXシリーズと何が変わったのか?というところも気になるところだと思います。
新モデルになってパワーアップしたのは、以下の2点です。
音源・・・「ピュアアコースティック・ピアノ音源」
鍵盤・・・「ハイブリッド・グランド鍵盤」
音源、そして鍵盤という、電子ピアノにとってメインとなる2要素が新しくなりました。
下記からそれぞれの詳しい解説が見られます。
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Roland/ローランド LX706を解説
ローランドの鍵盤は、ついにこのレベルまで来た! ローランドLX706、とにかく弾き心地が素晴らしいです! もともとローランドの電子ピアノは、弾き手のタッチのわずかなニュアンスも拾う、その ...
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Roland/ローランド LX705を解説!
さらに臨場感あふれる良い音に進化した電子ピアノ 生ピアノの代替品ではなく、電子ピアノという一つの楽器としてのクオリティを追求しているローランド。 LXシリーズは、HPシリーズよりもさらに良質なタッチと ...
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音源
LX-17やLX-7の音源は「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」というものでした。
新しいLXシリーズには、これをさらに進化させた「ピュアアコースティック・ピアノ音源」が搭載されています。
グランドピアノの、美しく豊かで滑らかな音と響きの再現力を、さらに向上させたサウンドになっています。
ローランド電子ピアノの特徴である、「クリアーで奥行きのある音」がさらに進化しているわけですから、これは楽しみですね!
鍵盤
LX705は今までと変わらずPHA-50鍵盤ですが、LX706とLX708は新鍵盤「ハイブリッド・グランド鍵盤」が搭載されています。
このハイブリッド・グランド鍵盤の大きな特徴は、カワイのCA98やヤマハのCLP-685の鍵盤と同じように、支点までの距離が長くなっています。
支点距離が長くなることで、鍵盤の奥を弾いた時でも十分に沈み込んでくれるため、手前(演奏者側)を弾いた時とのタッチ感の差も少なくなります。
鍵盤の奥側も深く沈むことで、和音を弾く時や、黒鍵を交えた滑らかで流れるような演奏がしやすくなっています。
※オレンジ色の丸の辺りが、鍵盤の奥側
さらにハンマーの形状や重量も見直したことで、PHA-50鍵盤以上の自然な打鍵感や滑らかな演奏感、タッチの強弱が正確に伝わる正確性や安定性を実現させました。
また、LX708には「鍵盤振動機能」も搭載されています。
その名の通り鍵盤が振動する機能で、アコースティックピアノを弾いた時に発生する鍵盤の振動を再現したものでしょう。
この機能によって、触覚的にもさらなるリアルさを感じながら演奏ができます。
音だけではなく、鍵盤もさらに能力が向上。
風の噂レベルですが、このハイブリッド・グランド鍵盤、弾き心地がかなり本物に近いそうです。
早く弾いてみたい...!
スピーカー数
3機種それぞれ、搭載されているスピーカーの数が違います。
LX708は、LX-17の時と同じく8個。
LX706は、LX-7と同じ6個。
LX705は、4個。
LX708とLX706は従来通りの数ですから、音のきめ細かさと迫力、立体感などのイメージがある程度できます。
しかしLX705は、HPシリーズのHP605よりも少ない4個です。
4個でも良い音が出ることは間違い無いでしょうが、どんな聴こえ方になるのかは予想しにくいところです。
まとめ
- スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源 → ピュアアコースティック・ピアノ音源に。
- PHA-50鍵盤 → ハイブリッド・グランド鍵盤 に。(LX705は除く)
この2要素の進化で、音と弾き心地がさらにピアノに近づいた、ということです。
旧モデルはすでにほとんど売り切れている
新機種発表に伴い、旧モデルは価格が下がります。
しかし、楽天や各楽器店のオンライン販売ページを見ても、LXシリーズはもちろんHP605もほとんど表示されません。
どのお店も早い段階で在庫は売り切った模様です。
ローランドもあまり在庫を確保していなかったのでしょう。
こういった状況ですと、前の機種を新品で安くお得に買う、ということができないですね。
となると、LX-7やHP605をお得に買う方法は、ちょっと難しいかもしれませんが中古を狙うしかないでしょう。
合わせて読みたい
新製品は、得てして初回の生産数が少ないものです。
予算20万円以上で、ローランドの電子ピアノを考えていた人は、届くまでに少し時間が空いてしまいますが今のうちから予約注文をしておきましょう。
届いて欲しいタイミングで届かない!ということがないように、早めの予約をオススメします!
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