YAMAHA/ヤマハ 10万円クラスの電子ピアノ YDP-164 を解説!

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ヤマハの10万円クラスの電子ピアノ

ヤマハの電子ピアノ、YDP-164を部屋に置いたイメージ

ヤマハのエントリーモデルの電子ピアノ「ARIUS(アリウス)」シリーズのYDP-164を紹介していきます。

税込み販売価格は¥115,500です。

 

YDP-163が発売されたのは2016年の5月。

3年の時を経て2019年4月、モデルチェンジとなりました。

ほんま
やはり電子ピアノは、新製品が出るサイクルが3年くらいなんですね。

 

YDP-164は、ARIUS(アリウス)というシリーズの中の一つで、初心者〜初級者向けのエントリーモデルに位置付けられます。

ピアノを始めた(始める)お子さんのために購入する電子ピアノでは、10万円の価格帯が最も売れています。

やはり買いやすい価格は、大きな魅力です。

 

そしてお子さんがピアノ教室に通いはじめて、家での練習のために電子ピアノを購入することにした場合、最低でもこの10万円クラスを選ぶことをオススメします!

それはどのメーカーさんの電子ピアノでも10万円クラスから鍵盤や音がグランドピアノを意識したつくりになっているからです。

P-125などのスタイリッシュタイプでは、なかなかグランドピアノを想定した練習には向いていないのです。

 

この YDP-164は、タッチや音にあまりクセを感じない「普通」のピアノです。

「普通」であるからこそ誰にっとても弾きやすく、安心して使える電子ピアノだと言えます。

 

反面、

「ピアノは鍵盤が重いものでしょ」

「音がキレイな方が良い音だと思う!」

など、ハッキリとした特徴に魅力を感じる方には物足りないかもしれません。

 

初心者でも弾きやすい鍵盤

スッキリとした素直な音

「普通」な電子ピアノだからこそ誰もが使いやすい

 

 

 

 

それではYDP-164の仕様や特徴を見ていきましょう!

 

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鍵盤

YDP-164の鍵盤の特徴です。

  • グランドピアノのタッチ感を追求
  • 鍵盤表面には指が滑りにくくなる加工

グランドピアノのタッチ感を追求

グランドピアノの鍵盤は、低音側が重く、そして高音側へ行くにつれ軽く、というように音域によって弾いた時の重さが違っています。

YDP-164は、その鍵盤の重さを模しているため、アコースティックピアノに近い自然な感触で演奏できます。

 

さらに鍵盤の動きを検知するセンサーの性能が高いのも特徴です。

そのため同じ音を連続で鳴らすことや、2つの音を高速で交互に弾く「トリル奏法」を用いても音が途切れにくく、1音1音の音量や音色の差がハッキリと出てくれます。

 

鍵盤表面には指が滑りにくくなる加工

白鍵が象牙調仕上げ、黒鍵は黒檀調仕上げが施されています。(象牙調仕上げ 解説ページへ

フィット感が良く、汗をはじいてくれる効果を持っているため、指が滑りにくくスムーズにストレスなく演奏できます。

 

前モデルYDP-163の黒鍵には仕上げがなく、ツルツルとした感触でしたが、YDP-164からは白鍵と黒鍵の触り心地に差がなくなりました。

 

 

音の特徴です。

前モデルよりも大幅に音の再現力がアップしています。

  • 上位機種CLPシリーズと同じ音源を搭載
  • 2スピーカー
  • 出音を自動で調整

上位機種CLPシリーズと同じ音源を搭載

上位機種CLP-635などにも使われている「CFXサンプリング」音源を搭載することで、力強さ、きらびやかさと、豊かな低音の響きがアップ。

音の余韻やわずかな音色までもコントロールしやすくなっています。

 

音色にリアルさが出たことと、一段と繊細な音までがしっかりと表現できるようになりました。

 

2スピーカー

スピーカーは2つ搭載されています。

YDP-163は楕円形のスピーカーでしたが、YAP-164からは真円のスピーカーが使用されたことで音の明瞭さがアップしています。

楕円スピーカーは、どうしても真円のスピーカーよりもこもった聴こえ方をしてしまいます。

音源は音の再現力が高まったのに、スピーカーのせいで能力がフルに発揮できない...

なんてことになってしまわないよう、音源の性能をしっかりと発揮できるようになっています。

 

スタイリッシュタイプよりも出力に余裕があるため、太さのあるピアノらしい音が出てくれます。

(YDP-164は20ワット、スタイリッシュ型は5ワット前後)

 

出音を自動で調整

音は、音量が小さくなると聴き取りにくくなる音の成分があり、それによって迫力が失われます。

また、音に抑揚が付けにくなってしまいます。

YDP-164には、音量を小さくした時に聴こえにくくなる音域を、自動で補正する機能があります。
(下図参照)

音の補正図

 

音量を小さくして練習することが基本の夜間でも、時にはヘッドホンを使用しないで弾きたくなることもあると思います。

そういう時、ご近所さんへの配慮もしながら、弾く側にもできる限り最良の音を提供してくれる機能です。

 

さらに全体の音の中で、響きが弱いところを持ち上げたり、逆に響きすぎている部分を抑えたりもしてくれます。

音を整える機能によって自然な音の響きになるので、グランドピアノらしい音を損ないにくくなっています。

 

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YDP-163とYDP-164の違い

YDP-163とYDP-164の比較表です。

YDP-164 YDP-163
鍵盤 GH3鍵盤
象牙調・黒檀調仕上げ
GH3鍵盤 象牙調仕上げ
音源 ヤマハ CFXサンプリング RGEスタンダードII音源
最大同時発音数 192 192
スピーカー数 2(真円型) 2(楕円型)
出力(ワット数) 20W 20W
ヘッドホン機能 ステレオフォニックオプティマイザー  ステレオフォニックオプティマイザー
サイズ

x
奥行き
x
高さ
135.7cm
x
42.2cm
x
84.9cm
135.7cm
x
42.2cm
x
84.9cm
重量 42.0kg 42.0kg

 

いずれは買い替えも必要

しかし、この価格帯を選ぶのであれば、数年で買い替えることも視野に入れておいてください。

なぜなら数年間練習すれば、それなりに上手になります。

上手になると練習内容のレベルも上がります。

そうなった時に10万円台の電子ピアノでは、技術に追いつかなくなってくる部分が意外にも多いからです。

 

良い楽器で練習している人の方が長く続くものなのです。

 

...と、こんなことを書くとまるで10万円台がオススメではないかのようですが、そんなことはありません。

ちゃんと理由を持って選べば、しっかりと練習できる電子ピアノであることは間違いありませんよ!

 

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ヤマハ YDP-164のおすすめポイントまとめ

YDP-164は、前モデルYDP-163と鍵盤の性能はほとんど変わりませんが、

CLP-635などにも使われている「CFXサンプリング」音源を搭載

スピーカーは真円型のものを採用

この二つの要素によって、音の再現力がかなり高くなりました。

 

一言で言うなら、YDP-163よりも断然、音の鳴り方・聴こえ方がリアルです。

10万円クラスでこれだけの音質なら全く問題ありません。

 

音が良い、ということは、聴いていて気持ちよくなれるだけではなく、実は上達にも関係してくるのです。

 

YDP-164は、「誰にとっても使いやすい電子ピアノ」なのはそのままに、YDP-163の音の性能を大幅にアップさせたモデルと言えます。

音の再現力は、ワンランク上のモデルのクラビノーバCLP-635に迫る勢いです。

 

良い音質で練習すると、音を聴き取ったり聴き分ける力が身につきます。

音をしっかりと聴き取る能力が高くなると、音に強弱やニュアンスをつける「表現力」が伸びていくのです。

 

このように10万円クラスの電子ピアノも、かなりレベルが上がってきました。

1台目として使うには、納得できる電子ピアノです。

こんな方におすすめ

  • レッスンに通い始めたお子さん用に
  • 大人も含めて、初心者〜初級者の方まで
  • いずれ買い替えてもOK!な方

 


YAMAHA/ヤマハ
YDP-164
高低自在椅子・ヘッドホン付属
【全国組立設置無料】

 

 

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