練習のモチベーションの上げ方!

更新日:

ハードル下げれば行動できる!

ハードルを下げる

先日ツイッターで「電子ピアノ」と検索してみて、色んな方のツイートを見ていました。

その中で

「電子ピアノが届いて4ヶ月。未だに一度も弾いていない」

というツイートを見かけました。

 

このツイートを見て、みなさんどうでしょうか。

「えええ!?なんで!?」

と思いますか?

「あー、なんか分かる...」

と思いますか?

 

僕が思ったのは

「ウンウン、わかるなぁ。」

でした。

 

スポンサーリンク

 

なぜ練習する気が起きないのか仮説を立ててみた

僕も楽器屋さんに勤め始めてから電子ドラムを買いました。

届いたその日に組み立てて、ひとしきり叩いて、翌日からしばらくの間まったく触りませんでした。

 

ほんま
「これで休みの日は思い切り練習するぞ!」なんて意気込んでたんですがねぇ…

当時住んでいたアパートの上下左右の住人の方は、平日昼間は仕事で不在でした。

よって状況的には叩けたんですが、そうは言っても何だか気が引けてしまって、全力で楽しめなかった記憶があります。

電子ドラムと言えども、叩く音やペダルを踏んだ音はなかなかのものですから。

 

そんなこんなで、最終的に電子ドラムは服掛けになってました。

(その後、何年も寝かせた後、結婚してマンションに引っ越したら叩くようにはなりました)

 

さて、電子ピアノも打鍵音やペダルを踏む音が床を伝わって隣室に響きますが、電子ドラムほどうるさくはありません。

防音マットを敷けば、数値上は騒音が緩和されますから、ご近所さんをそこまで気にせずとも弾けると思います。

 

しかし、それでもなぜ練習しよう、弾こうと思えないのか。

せっかく買ったのに放置してしまう人がいるのか。

 

それはおそらく、自分に課すハードルが高すぎるからではないかと思います。

 

練習は2時間はやらないといけない!

できない事を出来るようにしないといけない!

好きなことばかり弾いていてはいけない!

このように、「ピアノを練習しなければならない」と思っていませんか?

 

そう、「ねばならない」と思っているから腰が重いのです。

では、どうしたら良いか。

それは、ハードルを下げまくればいいのです。

 

ハードルの下げ方

  • 練習時間は2時間!→ ああ、今日も弾かなかった

ほんま
こうなるなら、好きな曲のワンフレーズだけ!

10分と言わず、1分で良し!

 

  • できないことをできるようになるための練習! → 全然できるようにならない...

ほんま
ならば出来ることをやる!

得意なことを弾いてもっと得意に!

 

  • 好きなことばかり弾いていてはいけない → 義務感を感じて気が重い...
ほんま
好きな曲・フレーズを弾いて楽しむ!

好きなことをやってOK!

 

どうでしょう。

随分と低いハードルなので、これくらいならできそうじゃありませんか?

 

行動するからやる気が出てくる

確かに上達を目標にすることは間違いではありません。

しかし、「今」が楽しくなかったら続きませんし、上達もしません。

みなさんはどうしてピアノを弾くんでしょうか?

色々と理由はあると思いますが、「楽しむため」じゃないですか?

 

人間、「やる気があるから行動する」パターンばかりではありません。

行動するからやる気がついてくる

という場合もかなりあります。

むしろこっちの方が多いんじゃないかと思いますよ。

 

スポンサーリンク

 

実際に僕もこうして記事を書いていますが、

この記事だって一行書くことを目標に書き始めました。

書く前は

ほんま
一行くらいしか書けないんだろうなぁ...

なんて思っていましたが、書き始めると気分がノッてきてここまでダーっと書けちゃいました。

 

ギターの練習をする時も、好きな曲しか弾いてません。

ドラムの練習をする時も、まずは叩いていて楽しくなれることから始めます。

練習する時間も決めません。

 

そうするとだんだんと気持ちが練習モードに切り替わって行って、苦手なことや課題に取り組めるほどにモチベーションが上がります。

練習したいと思っている間はずっと弾いたり叩いたりしていますし、別のことをやりたくなったら割とすぐに練習をやめちゃいます。

 

あとは練習したい気持ちを継続させるために、「もう少し練習したい!」というところで、あえて終わらせてみたりもします。

この方法をジョギングや筋トレにも応用しているんですが、おかげで体を動かすことも習慣化できています。

 

最後に

せっかく買った電子ピアノ。

置物にするにはもったいないです。

そのためには、とにかくハードルを下げましょう。

ピアノを練習することは、多くの方にとって仕事ではありません。

ならば自分のやりたいようにやったって良いじゃないですか。

 

練習しなければ経験値は「0」のままですが、少しでも練習すれば最低「1」は獲得できます。

0はいくら積み重ねても0のままですが、1は積み重なっていっていずれ10、100となっていきます。

 

なんならビジネスシーンにおいても、ハードルを下げまくって、「まずは行動する!」という人もいるくらいです。

 

このモチベーションコントロール術(術と言えるほどのものではありませんが...)で、電子ピアノをもっと弾いてほしいなと思います!

-コラム

Copyright© 電子ピアノの選び方とオススメ 元楽器屋さんが教えます! , 2023 All Rights Reserved.