アコースティックピアノの美しい響きの再現度がさらに向上
カワイのCN39は、CN37の後継機種として2019年8月に発売となりました。
販売価格は¥168,300(税込)で、CN37と価格は変わっていません。
CN39はモデルチェンジとなって何が変わったかというと、音の再現度がさらにアップしたことです!
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CN37からの改良点
前モデルのCN37からの改良点は
- 音質がさらに向上したこと
- ディスプレイがより見やすくなったこと
この2点です。
音質の向上
もともと「アコースティックレンダリング」機能によって、弦・駒・ダンパーフレーム・響板などピアノのパーツの共鳴音をしっかりと再現しているため
音に「厚みや細やかさ」があって、音質にリアル感があります。
それに加えて、電子ピアノに特化した回路基板とスピーカーを音響機器メーカーの「オンキヨー」社と共同で開発し、搭載させました。
これによって、アコースティックピアノの響きにまた一歩近づいたのです。
↑こういった基盤が本体に入っています。
有機ELディスプレイで、さらに見やすく!
以前は液晶ディスプレイでしたが、本モデルではスマホと同じ「有機ELディスプレイ」になっています。
こちらの方が鮮明で、どんな角度からでも見やすくなっています。
電子ピアノはそんなに頻繁にボタン操作をして色々な設定をして...ということはあまりやらなくても十分練習できるようになっていますが
いつもと違う音色で練習してみたり、ちょっと設定を変えてみたり、有名クラシック曲を流してみたり等、ちょっとした操作をしてみても面白いです。
そんな時にも見やすい方が快適に操作ができます。
電子ピアノの基本性能としての特徴
電子ピアノにおいて重要な要素は、鍵盤(弾き心地)と音質です。
この2点の特徴を解説します。
鍵盤
樹脂製ながらもどっしり感のある弾き心地の鍵盤です。
この重みは、まさにアコースティックピアノの鍵盤のイメージ通りです。
鍵盤自体の質量やセンサーを叩くハンマーの重さにこだわり、さらに鍵盤内部にウェイト(重り)を入れることで、木製鍵盤に近い弾き心地となっています
加えて、グランドピアノが持っているの鍵盤をゆっくりと押していった時に感じる「カックン」というクリック感を再現しています。
これによって、繊細なタッチにもしっかりと反応してくれるため、特に弱い音の表現がしやすくなります。
そして鍵盤表面は指がフィットするような加工が施されているため、汗などによる指の滑りを大幅に軽減してくれます。
指の滑りに気をとられないので、練習に集中できます。
音
スピーカー搭載数は4つ。
これは他メーカー含めて15万円台の電子ピアノとしては唯一です。
スピーカーが多い分、音の立体感が増すので、「共鳴音を再現する機能」が十分に活かされます。
音の厚みや音圧感からくるリアルさは、2スピーカーの電子ピアノと比べると歴然です。
また、音の細やかさは非常に優れた点です。
冒頭でも述べたようにCN39にはピアノの様々なパーツの共鳴音を再現する機能があるため、
音に深みや繊細さがプラスされ、アコースティックピアノに近い響きを体感できます。
仕様詳細
鍵盤や出力、機能などは前機種であるCN37と変わりがありませんので、
仕様の詳細はCN37のページでご確認いただけます。
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まとめ
ピアノのイメージに近い、しっかりとした手応え・重量感のある鍵盤
立体感・音圧・音の繊細さ等、音の再現力が高い
15万円前後の価格帯で4スピーカーなのはCN39だけ
カワイの鍵盤はヤマハ、ローランドよりも重量感があり、樹脂製ながら木製鍵盤に迫るしっかりとした弾き心地です。
カワイのこだわり、強みが活きている鍵盤です。
音の再現力も15万円としては非常にレベルの高いものとなっています。
重めの弾き心地と、リアルな響きをも持った、グランドピアノをイメージして練習できる電子ピアノですので、オススメですよ!
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