【電子ピアノ】ヤマハのアリウスとクラビノーバの違いを解説。

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ヤマハの電子ピアノを選ぼう、と思って調べていると、「Clavinova(クラビノーバ)」と「ARIUS(アリウス)」の二つのシリーズが出てきます。

どっちがどうで、どんな違いがあって、どちらを選んだらいいのかわからない...。

そんなふうに分からなくなったり迷ったりしてしまいませんか?

 

ここではクラビノーバとアリウスの違いと、どちらのシリーズを購入すれば良いかが分かります。

ヤマハの電子ピアノ購入の参考にしてください。

クラビノーバとアリウスの違いは製品コンセプトです。

では製品コンセプトや性能の違いについて解説します。

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クラビノーバとは

以下はヤマハHPからの引用です。

CLPシリーズ

ピアノのレッスンに必要な音とタッチにこだわったシンプルな電子ピアノです。

機能的にはシンプルなタイプですが、本格的なピアノの音とタッチで表現力豊かなピアノ演奏が実現できます。

型名にCLP・CVP・CSPとつくものがクラビノーバに分類されます。

特にCLPは機能を最低限のものだけに絞っていて、レッスンに通う方の自宅での練習用として最適です。

一言で言うならばピアノとしての基本性能を追求したシリーズのことです。

 

CVPやCSPは、その基本性能に様々な機能をプラス。

自宅でも様々な機能を使用して、ピアノを楽しむことができるシリーズです。

鍵盤

CLPシリーズは、645以上のモデルになると、アコースティックピアノ同様に木製鍵盤を搭載しています。

また、リアルなタッチを実現するため鍵盤を駆動させるために工夫された構造になっているなど、グランドピアノをイメージできる弾き心地になります。

音質

音質も、リアルで臨場感のある音を再現するための技術が詰め込まれています。

  • スピーカー数が多くなる
  • 生音のように聞こえるよう計算された音の出方になっている

など、音の面でもグランドピアノらしさが追求されています。

アリウスとは

メーカーHPでは以下のようになっています。

アリウスYDPシリーズは、レッスンに役立つ機能に絞った、操作的にもシンプルな電子ピアノです。

YDPからはじまる型名のもので、位置付けとしては入門モデルです。

性能を重視せずシンプルにすることで、電子ピアノとしては手に入れやすい価格に設定されています。

「ピアノに慣れ親しむための入り口」という位置付けです。

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製品ラインナップ

クラビノーバの型番一覧です。

CLPシリーズ

  • CLP-785
  • CLP-775
  • CLP-745
  • CLP-735

CSP・CVPシリーズ

  • CSP170
  • CSP150
  • CVP809
  • CVP805

※「鏡面艶出し」カラーのモデルは全て型番末尾にPEが付きます。

 

アリウスの型番一覧です。

  • YDP-164
  • YDP-144
  • YDPS-54
  • YDPS-34

 

比較と選び方

鍵盤・音、どちらをとってもクラビノーバのほうが上です。

ピアノらしさを求めるならクラビノーバで決まりです。

 

最初からピアノに近いものを買って、買い換えずに長く使いたい!

できるだけピアノに近い鍵盤や音で、家でもしっかりとした練習がしたい(してほしい)

と考えるのであれば、クラビノーバを選ぶことを強くオススメします

 

対してアリウスは購入しやすい価格なので、家に電子ピアノを用意して、練習する・ピアノに触れるサイクルを生活に取り入れやすいです。

「まずはピアノに親しむ」 「後々に買い換えてもいいから、まずは電子ピアノを家に用意したい」

などの理由で選ぶならアリウスでも大丈夫です。

 

しかし、個人差はありますが本当に早い人ですと一年程度で上のモデルに買い替える人も、実例としていました。

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まとめ

エントリーモデルとしての製品ラインがアリウス

アコースティックピアノらしさを求めたシリーズがクラビノーバ

となります。

それぞれのコンセプトをしっかり把握しておけば、どの電子ピアノを選ぶと良いのかがわかりやすくなります。

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

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