KAWAI / カワイ CA49を解説! 木製鍵盤の電子ピアノでは最もお手頃!

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20万円を下回る価格で木製鍵盤を搭載した電子ピアノ、カワイのCA49を解説していきます。

販売価格は¥174,900(税込み)です。

 

子供がピアノのレッスンに通い始めたので、家でも練習できるように電子ピアノの購入を検討している。

グランドピアノに近い物を選ぶのがいいのは分かったけれど、結局よく分からなくてなかなか決められない。

特にピアノの経験がない親御さんの場合、このように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そうなると、どの機種にするか決めるのは難しく、10万円くらいか、高くても15万円くらいの電子ピアノにしておけばまあ良いのかな、

とお考えになるかもしれません。

 

でもせっかくお子さんがピアノを始めたなら、少しでも長く続けて欲しいと思いませんか?

そして10万円を超える物を買うなら、長く使えるものが良いと思いませんか?

 

でも、1台目に20万円以上の物を選ぶのは、かなり抵抗がある...

 

それならば、その前に一度このKAWAIのCA49を検討してみてください!

 

 

それでは、CA49がどういった特徴を持った機種で、具体的にどうオススメなのかを解説していきます。

 

CA49は鍵盤・音のクオリティに対して価格が抑えられた電子ピアノ。

CA49最大の魅力は3つあります。

 

  • 鍵盤の材質がグランドピアノと同じように、木でできている
  • 太く重厚な、圧力を持った音質
  • これらの強みを持ちながら、20万円を下回る価格で買える

です。

特筆すべきは、¥174,900(税込み)という価格で木製鍵盤を搭載しているのは、他社も含めてこのKAWAIのCA49だけという点です。

 

電子ピアノとしては比較的お手頃な価格で、20万円クラスに迫る鍵盤と音質で練習できることがオススメポイントの電子ピアノです。

 

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物足りない部分は、やはりある。

CA49を弾いて、「ちょっと物足りないかな」と感じる部分は、正直なところいくつかあります。

 

気になるのは2点。

1点目は、鍵盤を押し切った時に感じる「グニャッ」とした柔らかい感触です。

グランドピアノは、鍵盤を押した時に「カツン!」とした硬い手応えを感じます。(もちろん機種や調律の具合にもよります)

しかしCA49には、どう弾いてもこの硬さがありません。

 

そしてもう1点は、音の響きの中に、生音のような細やかさがあまりないことです。

一つ下のモデル、CN39には「アコースティックレンダリング」機能がついていて、これによってピアノを構成する様々なパーツの共鳴音までが再現されます。

しかしCA49には、その機能がついていないため、響きの繊細さにはやや物足りなさを感じてしまいます。

 

ピアノを習い始めたばかりの頃は、このような弾き心地や聴こえ方は気にならないと思います。

そのため、最初のうちは十分満足して練習できますが、上達していった時には、もしかすると違和感を覚えてしまうかもしれません。

 

鍵盤が木製なだけではない。

電子ピアノの鍵盤で大事なのは、その材質が木であるかどうかだけではありません。

鍵盤の中身の構造と、駆動の仕方が重要なのです。

 

なぜなら、そういった「鍵盤の仕組み」が良くなければ、木製であっても優れた弾き心地にはならないからです。

 

その点CA49は、鍵盤が木製であるだけではなく、

構造自体がグランドピアノに近く、タッチに対する反応の精度も高まるようになっているなど、強いこだわりを持って作られています。

 

 

CA49の鍵盤の特徴

CA49の鍵盤の特徴を解説していきます。

前機種のAC48と比較しても、スペック上、大きな変更はありません。

  1. 木製鍵盤
  2. グランドピアノを模した構造
  3. タッチの強弱にしっかり反応
  4. 指先に感じるわずかなクリック感
  5. 指が滑りにくい表面加工

1.木製鍵盤

木製鍵盤は樹脂製の鍵盤よりも重量があるためどっしりとした感触があり、安定感があります。

この重量感ある弾き心地が、アコースティックピアノらしさを強く感じさせてくる要因です。

(前述の「グニャッ」とした感触は、鍵盤を最後まで押し切った時のものなので、重量感とはまた別の話です。)

2.グランドピアノを模した構造

鍵盤の構造はグランドピアノと同じシーソー式です。

このシーソー式は、鍵盤を押すとその奥にあるハンマー部分が跳ね上がる仕組みのことです。

シーソー式構造

また、鍵盤の先端(力点)から支点までの距離が、グランドピアノと同じ長さになっています。

鍵盤の支点距離

 

支点距離が長いことで、鍵盤の奥を弾いても十分な沈み込みの深さが確保され、

手前(演奏者側)を弾いた時とのタッチ感の差も少なくなります。

すると、和音を弾く時や黒鍵を交えて弾く時に、滑らかで流れるような演奏がしやすくなっています。

鍵盤の奥側と言うのはこのオレンジの部分
オレンジ色の丸の辺りが鍵盤奥。

 

3.タッチの強弱にしっかり反応

鍵盤を弾く強さに応じて、指に伝わる重量感が違って感じられるようになっているため、

強く弾けば時は手応えは重く感じ、弱く弾いた時は軽やかに。

様々な演奏・表現がしやすくなっているので、上達した時にもしっかりと練習できます。

4.指先に感じるわずかなクリック感

アコースティックピアノは、鍵盤をゆっくり押していくと、途中で「カクっ」とした引っかかりがあり、

「鍵盤がハンマーを動かして弦を叩く動作」の過程で発生するものなのですが、

CA49はそれを再現させています。

カワイでは「レットオフフィール」と名付けられています。

レットオフフィール 解説ページへ

 

この引っ掛かりを電子ピアノでも再現することで

・小さい音の表現がよりつけやすくなる

・鍵盤の動作自体もピアノらしくなる

という効果があります。

 

5.指が滑りにくい表面加工

鍵盤の表面は、「アイボリータッチ」という象牙のような手触りを再現した仕上げです。

適度な摩擦感をもっているため、指がよくフィットし、運指の安定性が向上します。

また、長時間の演奏で指先に汗をかいてもその水分をはじいてくれるため、指が滑りにくくなり、ミスするリスクを軽減してくれるという機能性も備えています。

 

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音の特徴

CA49は、前機種CA48と比較すると、さらに音質が向上しています。

  1. 立体感のある音を鳴らす4スピーカー
  2. ヘッドホン装着時も立体感・臨場感を損なわない
  3. ONKYO社と共同開発の回路でよりピアノに近い音に

1.立体感のある音を鳴らす4スピーカー

スピーカーはメインと手元の左右2カ所、合計4つです。

ca49のスピーカー

中低音と高音を分けることで、音に繊細さと厚みが出ていますし、2スピーカーの電子ピアノよりも立体的な響きに感じられます。

 

2.ヘッドホン装着時も立体感・臨場感を損なわない

ヘッドホンからの音も立体的に聴こえる仕組みになっていて、それはまるで本体から鳴っているかのような自然さがあります。

聴こえ方は以下の中から好きなものを選択できます。

・全方向からバランス良く(ノーマル)
・左右の広い範囲から(ワイド)
・前から音が聴こえる(フォワード)

いずれも臨場感があって、耳元だけで鳴る、いかにも「ヘッドホン」な聴こえ方ではありません。

耳も疲れにくいので楽しく集中でき、快適な練習ができます。

3.ONKYO社と共同開発の回路でよりピアノに近い音に

電子ピアノに特化した音の回路基板を搭載させることで、グランドピアノのような、太くキレイな音を再現しています。

ca49の基板

この基盤が使われていなかったCA48と比べると、CA49の音には厚みや迫力があるため、非常に大きな違いとなっています。

 

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サイズ・付属品・送料

幅 : 136cm
奥行: 46cm
高さ: 91.5cm

重さ:58kg

付属品:高さ調整ができる高低自在椅子、ヘッドホン

 

送料は、基本的に配送設置料(お届けから組み立てまでの料金)を無料で販売しているお店がほとんどです。

最後に

こんな方におすすめ

  • 木製鍵盤を選びたい方
  • 予算が20万円以下の方
  • 短期的な買い替えをしたくない方

このKAWAIのCA49は、木製鍵盤モデルでは、全メーカー中いちばん求めやすい価格です。

そして価格を抑えながらも、鍵盤・演奏感・音質をグランドピアノに近づけるための技術がしっかりと投入されています。

 

予算を抑えた中で、グランドピアノに近い鍵盤の電子ピアノを選びたいなら、このCA49がオススメです!

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